TOP > 双立 ブログ > 業務通信 > 重要保安部品を手がけているという意識

双立ブログ

重要保安部品を手がけているという意識

私たちがいちばん多く手がけているダイカスト製品は、車の部品のなかでも、特に耐熱性や耐摩擦性・強度が必要とされる重要保安部品です。これは、とても責任のある仕事だと、私は常々思っています。というのも、私たちがつくった部品を使って自動車が製造される。そして、それを買い求めるのは顔さえもわからないたくさんのユーザーの方々です。家族で休日に出かけるための車をお探しの方かもしれないし、恋人を車に乗せて喜ばせたいと思っている若い方かもしれません。車の部品が簡単に破損してしまうようであれば、そんな方たちを大きな事故に巻き込むことになります。それは起こってはならないことで、そのために私たちがしっかりと部品の品質を守っていかねばならないのです。

私の目の前にあるものは、車の形にさえなっていない一個の部品です。しかし、それを通して、完成した自動車やドライブを楽しんでいる人々の顔が思い浮かばないようであれば、この仕事に携わる資格がないのではないかと思います。
社員ひとりひとりが、私と同じような責任感をもって仕事をしているからこそ、重要保安部品が売上の70%にもなるほどの発注をいただき、信頼いただいているのだと思いますし、私はそのことをとても誇りに感じています。

カテゴリー:業務通信